日帰り白内障手術 - 長久手さつき眼科

長久手さつき眼科

アピタ長久手 B1

日帰り白内障手術

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日帰り白内障手術

白内障手術

白内障の手術では、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズ(人工水晶体)に置き換えます。それにより視力を取り戻し、ものがはっきり見えるようになります。麻酔は目のみの局所麻酔で行います。手術自体の時間は通常10~20分程度となります。

白内障手術

白内障について

眼球にはレンズのような働きをしている水晶体という透明な組織があります。この水晶体の中のタンパク質が様々な原因によって白く変性し、濁って見えるようになる病気が白内障です。最も多い原因は加齢によるもので、年齢を重ねるほど発症リスクは高まり、80歳を過ぎるとほとんどの方が何らかの形で白内障になっていると言われています。他に色々な原因(アトピー性皮膚炎、糖尿病、ぶどう膜炎など)で白内障が起こることがあります。
進行すると視力の低下、視界のかすみ、ものがダブって見えるなどの症状が現れます。

正常な眼

水晶体は透明で光をよく通す。

正常な眼

白内障の眼

水晶体がにごってくると光が通りにくくなる。

白内障の眼

白内障の症状

白内障の症状は、視界がぼやける、目がかすむなどが代表的です。また、明るいところがやけにまぶしく感じる、眼鏡の度数があわない、細かいものが見えないなど老眼と似た症状や、ものがダブって見える乱視のような症状が現れることもあります。
白内障であるかどうかは、自覚症状だけでは分からないといえるほど多様な症状があります。

  • 目がかすむ
  • 視力が落ちた
  • 視界が暗く感じる
  • 光が眩しく感じる
  • ものが二重・三重に見える
正常

白内障の主な原因

白内障を発症する背景として、さまざまな原因が考えられます。

  • 加齢

    白内障の原因として最も多いものは、加齢です。特に50代以降の中高年層が発症しやすいとされています。

  • 紫外線

    太陽からの紫外線も白内障発症の原因となります。

  • 糖尿病

    糖尿病の合併症から白内障を引き起こすことがあります。

  • 薬の副作用

    ステロイド剤の内服薬や吸入薬が発症の原因と考えられる症例が多く見られます。また、ステロイド剤を原因とする白内障は、進行スピードが早いという特徴があります。

白内障の治療

白内障の程度が軽度の場合は、点眼薬による治療を行うことがあります。しかし、点眼薬は、白内障の進行を遅らせることはできますが、水晶体を透明にしたり、視力を元に戻すことはできません。
白内障に対する有効な治療法は手術になります。

当院の手術設備

より精度の高い手術のためのサポートシステムを導入しています。

光学式眼内寸法測定装置

光学式眼内寸法測定装置(ARGOS)は、白内障手術で挿入する眼内レンズの度数を決定するにあたって、最も重要となる“眼軸長(眼球の長さ)”を含めたデータを測定するための検査装置です。
眼内レンズの度数は、角膜の形状と眼軸長を基に複雑な計算式によって算出されますが、その際、重要なデータとなる眼軸長に誤差があると、眼内レンズの度数のずれに繋がります。
このARGOSは測定精度が非常に高く、術後の屈折精度(メガネ無しの視力)をさらに向上させることが可能です。

光学式眼内寸法測定装置

白内障手術ガイドシステム

白内障手術ガイドシステム(VERION)は、切開位置や眼内レンズの固定位置、乱視軸などを術中に表示し、白内障手術に伴う屈折矯正を正確に行うことが可能です。
従来の白内障手術では、手術や検査で生じる変数が多く、予想外の術後結果を引き起こす可能性がありました。
このイメージガイドシステムでは、術前に測定したデータに基づき最適な手術計画を練り、その計画に基づいたガイドを表示することができます。

ガイドシステム
  • イメージガイドテクノロジー

    術前に撮影した患者眼に対し、最適な手術計画を作成することができます。最適な手術計画により、適切な位置にガイド表示させ、手術精度の向上に貢献します。

  • デジタルマーキング

    高精度でトーリックIOLの位置調整、計画を行うことが可能です。

センチュリオンについて

センチュリオンは灌流制御システムにより眼圧の変動を減少させる機能を搭載した白内障手術装置です。
術中に変化する灌流圧(手術中に眼に注入する液による圧力)を自動的にモニタリングし、眼内圧の変動を抑制することができるので、眼圧が安定し、白内障手術の安全性が向上します。
また、切開創付近での動きを最小限に抑える新型チップの機能により、効率良く手術が行えるようになり、最少1.8mmという今までにない極めて小さな切開で手術が行えるので、術後の炎症、乱視化、感染などのリスクが低減されるため患者様の負担を減らしてくれます。

センチュリオン

当院では、手術執刀経験が豊富な院長が担当させていただきます。
安全に精度の高い手術を受けていただける環境を整備しています。
患者さまのライフスタイルにあった最適な治療をご提案してまいります。安心してご相談ください。

眼内レンズについて

白内障手術で用いられるレンズは健康保険が適用される単焦点眼内レンズと保険適用外の多焦点眼内レンズがあります。
当院では、保険適用の単焦点レンズを使用しております。

    単焦点レンズ

    単焦点レンズ

    ピントが合う距離が1つ

    見える範囲

    狭い

    手元か遠くのどちらかのみピントが合う

    見える質

    良い

    ピントが合う1点はとてもよい

多焦点レンズ

多焦点レンズ

ピントが合う距離が複数

見える範囲

広い

手元から遠くまで見える

見える質

おおむね良い

ピントが少しあまい

当院の白内障手術

1
点眼による局所麻酔

点眼で麻酔をします。術中に痛みを感じた場合は適宜麻酔を追加しますのでご安心ください。

点眼による局所麻酔

2
角膜切開

角膜に2〜3㎜の小さな創口をつくります。

隔膜切開

3
水晶体の吸引

超音波で水晶体を細く砕いて取り出します。

水晶体の吸引

4
点眼内レンズ挿入

眼内レンズを挿入し創口を閉じて終了です。

眼内レンズ挿入

術後の注意点

  • 術後は定期的に診察が必要になります。
  • 術後の飲食は普段通りに行っても大丈夫です。ただし、飲酒はお控え下さい。
  • 術後は洗顔や入浴はお控え下さい。
  • お化粧やスポーツはお控え下さい。
  • 仕事や家事は軽作業であれば翌日から無理のない範囲で可能ですが、必ず医師にご相談ください。
  • 単焦点眼内レンズは保険適応となります。
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